2009年2月10日をもって、全てのAIRの活動を終了致しました。
長い間、御声援ありがとうございました。

感傷的になるな、今を生きろ、と言われてもちょっと無理だった。チャゲアス活動休止の報せにはすました顔してシニカル気取ってたけれど、AIRに対しては思った以上にまだ思い入れが強かったみたい。泣いたり騒いだり取り乱すわけではないけれど、ボディブロウのようにじわじわと淋しさを感じている火曜日の午後。

最後に見たAIRが去年11月のリキッドルーム、親愛なるベーシストが長年の思いと共に車谷と共演したライヴだったのはとても幸せなことだ。あのライヴを見た事で、「ああそうだ、彼のことが大好きだったんだ」と思い出すことができたから。そう、彼の鳴らす音は10代の青すぎる時代において、確かに「僕らの歌」だった。それは今でも全く変わることがない事実だ。

ナタリーの記事によれば、今後は事務所を離れて音楽活動を続けるとのこと。サンキュー、車谷。また、あえるかな。

Kids Are Alright / AIR AIR - MY LIFE AS AIR - KIDS ARE ALRIGHT

まずは一言。祝・"Freed" 正式音源リリース!
ショーン・レノン自身が出演したホンダのFreedyという車のCM曲が、今回晴れてボーナストラック扱いで収録。いやー待ってた。

Sean Lennon - Chimera Music Release No. 0

というわけでこのアルバムは、ショーン;レノンと彼の長年にわたるパートナー、本田ゆからによるレーベル、Chimera Musicのアーティストを集めたコンピレーション・アルバム。"Freed"以外にもトピックてんこ盛り。お母様のオノ・ヨーコのプラスチック・オノ・バンド復活(!)、そして本田ゆかと、ペトラ・ヘイデンによる新しいバンドIfByYesも参加。
そう!ペトラですよ!tomorrow's的にも何度も紹介している、コーネリアス"Music"のアカペラ・リミックスやthe Whoのアカペラ・カヴァー等でお馴染み、天使の歌声、ペトラ・ヘイデンがチボ・マットの頭脳ゆかさんと!これが激ハマリ。
つい最近、グランド・ロイヤルの話を友達としたばかりだったのだけれど、この面子、そしてこの仕上がりを見ると、あの頃の、ミュージシャン同士のよこの繋がりが非常に有機的に作用していた、あのレーベルの凄くポップな季節を思い出します。vol.0のその次が早く聴きたい。


いやーびっくりした。60ft dollsが、iTSにある!



60ft Dolls60ft dolls

彼等のことを知らない人も多いかもしれない。丁度10年前位にちょっとだけメジャな音楽シーンの表舞台に現れて、ただの最高のガレージ・ロックアルバムを2枚出して、レーベルとの喧嘩やらアル中やらでとっとと解散してしまった、ただそれだけのバンド。しかしながら、ホント、ただただ、最高の、3ピース・ギター・ロックンロール。初期のアッシュが好きだったりする人なら、嫌いになるはずがない。自分も先日、1st「ザ・ビッグ・3」と偶然中古屋の店頭ワゴンセールで再会したのですが、もうずっと再生しっぱなし。
2ndも激オススメなのですが、まずは、これだけでも聴いて下さい。どうにも押さえきれない恋心を、どうにもできないまま3分間、たった一つのヴァースだけで歌いきる、どうしようもない恋の歌。


Guitar music is not dead. But we may be witnessing thedeath of the English indie scene that rose out of theembers of Britpop, and has now become tired and cliched.
--- ギターミュージックは死んではいない。けれど、我々は歴史の目撃者となるかもしれない。ブリットポップの残り火として現れ、今ではすっかり陳腐なクリシェと化してしまった、イングリッシュ・インディ・シーンなるものの死の。
先日イワホリが紹介していたBBC Sound of 2009の冒頭にはこんな物騒なテキストが掲げられていました。確かにここ1,2年のインディ・シーンでは、いわゆるギターバンド然としたものよりも、エレクトロニカやダンスミュージックの要素をもったバンドがが元気よく見えるのも事実。ブラーのグレアムが「ブリット・ポップは死んだ」と発言してから12年。英国のギターロックの歴史はこのまま潰えてしまうのか?

……ま、そんなことあるわけないじゃん!ブラーだってこの夏再結成するんだぜ!と、軽く笑い飛ばしたくなるのは、やっぱりまだまだ意気のいいギター・バンドが登場するから。今週のiTSフリーダウンロードは久々の海外勢、アラン・マッギーお墨付きのロンドン出身四人組、The Boxer Rebellion。

深めにかかったヴォーカルのディレイ、キラキラと輝くギターのアルペジオ、初期のU2みたいな響きも持ち合わせつつも、性急に畳み掛けるビートに今この時代の雰囲気が感じられます。ちょっと鼻にかかる声も好みだなあ。例によって1週間限定のフリーダウンロードなので、気になる方はお早めに。

Evacuate / The Boxer Rebellion The Boxer Rebellion - Evacuate ? 今週のシングル - Evacuate
■myspace: The Boxer Rebellion

風に伝わって君を呼ぶのさ
Thank you, thank you for the music!


新年あけましておめでとうございます。
年末のカウントダウンジャパンのことは松の内くらいかけてゆっくり振り返っていきたいと思いますが、まずはこのニュースから。ほんとうにほんとうにびっくりした。
私、コジロウこと佐々木康之は、2008年いっぱいをもってbonobosを脱退します。突然の発表という形になりましたが、ボク自身は悩んだ結果の末、しかし前向きな決断なのであります。
100sで満たされ過ぎて、アナログフィッシュ前にちょっと覗こうと思っていたのを止めてしまったのをすこし後悔。見に行ってた友達が「コジロウくんが金髪になってた!アイツどこに行きたいねん」て言ってたんだけど、そういうことだったのか…。

なので、年初めの今日は彼がbonobosにうみおとした曲の中で、最高に素直で心を打つあの曲を。たくさんのパーティで、たくさんのライヴで、この曲といっしょに手拍子を打って大声で歌って、わたしたちは音楽に感謝を捧げてきたのです。きっと、これからもね。ありがと、コジロウくん。どんどんぱ!



と、いうわけで、今年もTomorrow's Songは洋楽邦楽ジャンルリリース形態などなどを問わず、すてきな音楽とそれにまつわるトピックをほぼ日刊でお届けしてゆきたいと思います。どうぞ変わらぬご愛顧をお願いいたします。

今夜、ジェリーリーが復活するらしい。あんなに好きであれだけ踊って、ふっと目を離した隙にアロハにハットなバンドになってた(おかげで2ndリリース直前まで気付かなかった!)The Jerry Lee Phantom。デビュー10周年を記念して、今宵のDISCO SANDINISTA!は、ビーチズだけではなくジェリーリーとしても出演するそう。とりあえず足ものはコンバース履いて出かけましたが、代官山UNITに足は向かず。

彼らが"Converse Rock"というイベントを開催していた頃は、ちょうどわたくしが一番下北沢にコミットしていた時期のはずなんだけど、なぜかほとんどライヴを見た記憶がない。そもそもどこで出会ったかの記憶すらない。だけれども、彼らの4thである"54321"は、21才のある時期ものすごくよく聴いていて、今でも音の端々からあの頃の記憶が染み出してくる(ちょっと手痛いものも含めて)。"Freedom"のイントロ、5小節目にピアノとドラムがかぶさる瞬間に背筋をゾクゾクさせるのも未だ変わらず。

ここTomorrow's Songでも、時折「ピアノロック特集!」なんてのを始めてしまうくらいに鍵盤が含まれた編成のロックバンドに弱いワタクシなのですが、ジェリーリーほどに鋭く尖った音が聞こえるバンドはあまりいない。コードのバッキングではなく、わずかずつ展開しながらも、一曲を通して執拗なまでにリフを繰り返すピアノが耳について離れなくて、聴いたあとは大抵の場合、ご丁寧にイントロのリフから口ずさむという不思議な状態になる。ビーチズを聴くと、弾むスカだったりへろへろしたレゲエビートだったり、やたらリズムばかりがからだに残るのと好対照。


ポニーキャニオン時代の音源はiTS"以外"の各種配信サイトにて販売中。ちぇ。最近クラブで聴く事も多いキラーチューン、"The Clash"を含む、自らのレーベルからリリース荒れた6th album"HIGH★SCHOOL★DISCO"のみ、iTSで販売中です。

Freedom / The Jerry Lee Phantom
The Clash / The Jerry Lee PhantomThe Jerry Lee Phantom - HIGH★SCHOOL★DISCO - THE CLASH

まーまずは、このPVをご覧下さい。




師走の冷たい空気を忘れさせてくれるこの陽気なプールサイドでのライヴは、日本から遠く離れた、南アフリカ共和国。往年の桑田佳祐のようなショートパンツで演奏しているのは、フランスのタイガースシ・レコード(しかし、すげえ名前だよね)から音源をリリースしている、デズモンド・アンド・トゥトゥズ。かの国でアパレルヘイト撤廃運動を指導し、ノーベル平和賞も受賞した司祭の名前をバンド名に冠した、というと何かシリアスな社会派っぽいけれど、歌う曲のタイトルは 「ほっぺにキッス」だし、何せこんなゆるい環境でゆるーいライヴやっちゃうし。天然なのかな。しかしながら大好きです、この曲。ビジュアルに多用されている、パッチワークのカラフルさも激好み。っていうか、いいよね、ほっぺにチュー。

http://www.desmondandthetutus.co.za/



Desmond and the Tutus - Kiss You On the Cheek - Single - Kiss You On the Cheek

20世紀最高のクリスマス・ソングと言えば?という問いに、あなたならどう答えますか?
何だかんだで日本なら、山下達郎先生の「クリスマス・イヴ」が一位なのかなぁとは思うのだけれど、欧米圏においては、恐らく、ワム!の「ラスト・クリスマス」が上位にランクインすることは間違い無いはず。ジョージ・マイケルの片割れの名前が思い出せなくとも、この曲を聴いたことが無いという人は、恐らくいないでしょう。そして当然のようにこの曲は、数多くのアーティストによってカヴァーされています。

中でもオススメしたいのが、デトロイトのポップ・グループ、パスカルによるカヴァー。2004年のホリデーシーズンに、アソビ・セクスとのスプリット・クリスマスシングルで500枚プレスされただけという曲が、現在iTSにて買うことができます。実にシンプルなギターポップ・アレンジなんですが、原曲の粘着質な歌詞のヘヴィさを微塵も感じさせない、ついでに言うとUR以降のデトロイトではない、モーターシティ・ポップ=モータウンを生んだ街であるということを思い出させてくれる、極上のポップ・センス。新聞とかにバシバシ広告打ってる、その年のヒット曲寄せ集め的なギフト・アルバム買うより、この一曲で踊って、浮いた分ケーキやプレゼントに費やす方が、全然いい。

Pas/Cal - A Very Magistery Christmas (Exclusive) - Last ChristmasPas/Cal - A Very Magistery Christmas (Exclusive) - Last Christmas
http://www.myspace.com/pascalgoespop


Zee Avi - This Warm December - A Brushfire Holiday, Vol. 1

自分たちがいかに北半球の価値観に縛られているか、というのを思い出すには、オーストラリアのサンタはサーフボードに乗ってプレゼントを運ぶ、という話が一番分かりやすいかなと思うけれど、サンタクロースのみならず、クリスマス・ソングも決して寒い国の人たちのためだけのものではないですよ、という話その1。

コーチュラをはじめ、今年のフェスシーンの顔となったサーフ・ミュージックの雄、ジャック・ジョンソンが、自身のレーベル、ブラッシュファイアから出したクリスマス・ソング集。ジャックは勿論、4月に彼と揃って来日した、マット・コスタやビースティーズでもお馴染みの西田さんことマニー・マーク等、レーベルメイトが勢ぞろい。お得意のサーフ・サウンドで仕上げられたクリスマス・クラシックの数々は、タイトルの通り暖かな風をクリスマスに運んでくれること間違いなし。今月3日に国内盤が出ましたが、BGMとしてかけているのも忘れるくらい自然と流れている感じがハマるかなとも思うので、輸入盤やiTSで買うので充分かも。そうそう、このアルバムの売り上げの一部は、子供の音楽教育のためのチャリティーとして使われるとか。これも未来へのクリスマス・ギフトってことかな。

さて、数えてみれば4回目となりました、エマちゃんへの恋文。
一応改めて彼女のリリース情報を整理すると、来年二月に1stアルバム、その名も「First love」がリリース予定。UTADAばりの名作、記録的ヒット間違いなしなタイトルですね。素晴らしい。しかしながら未だ、CDでの彼女名義のリリースはゼロ。7インチの数枚のシングルと、iTSでのダウンロード・オンリーでのリリースというのが現状です。
そこで今日は、iTSでも入手できる、彼女のクリスマス・ソングを。盟友ライトスピード・チャンピォンとのデュエットによる、ジョン・プラインの「クリスマス・イン・プリズン」のカヴァー。彼女は、ライトスピードの音源やライヴにもコーラスとして参加しているだけあり、相性抜群。収録されているコンピレーションの中でも白眉の仕上がりになってます。


Emmy the Great featuring Lightspeed Champion - It's Not Like Christmas - Christmas In PrisonEmmy the Great featuring Lightspeed Champion - Christmas In Prison

さ、というわけで12月。今月のイワホリエントリはこのまま、クリスマス・ソングを紹介し続けます!お楽しみに。


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