Tomorrow's Song

Add Some Music To Your Day.
JAPROCKSAMPLER-戦後、日本人がどのようにして独自の音楽を模索してきたか-ジュリアン・コープ/奥田祐士

http://www.amazon.co.jp/dp/4861914337/




昨年秋に紹介した、ジュリアン・コープによる日本のロック研究序説、「Japrocksampler」が、遂に日本語訳出版!2940円!洋書よりたけえ!って、本来、そういうもんですよね、訳書って。邦訳を手がけたのは、数々のビートルズ本の邦訳を手がけている、奥田祐士さん。自分でもかなりの飛ばし読みながら一通り原著は読んだので、こちらも読んだ後でまた感想を書こうかなと思います。
フジロックでまさかの再結成を果たしたフラワー・トラベリング・バンドを観た人は、是非山から降りた後で、この本を手に取って、体験と伝説を照らし合わせて欲しいです。
| books/magazine | permalink | comments(0) | trackbacks(0) |
リリー・フランキー&福岡耕造 / ビートルズへの旅

http://www.amazon.co.jp/dp/4106021706

イラストレイターにして本屋大賞受賞作家にして東京ムードパンクスのヴォーカリストでもある、リリーフランキーと、ビートルズを愛し、ゆかりの土地を訪ねた写真を撮り続ける写真家、福岡耕造の二人によるビートルズ本がひっそりと出てました。

福岡氏による、ビートルズ4人の生家からアビィ・ロードに至るリヴァプール/ロンドンのビートルズ所縁の地の写真とビートルズの歴史を辿るバイオグラフィー、そして雑誌「旅」に連載されたものに加筆、修正を加えたリリーさんの文章から構成されるこの本は、ビートルズ版「地球の歩き方」とでも言うべきか、ビートルズ関連の聖地巡礼スポットが目白押し。巻末にはご丁寧にマップまで。
世界各国からの「巡礼者」たちによるサインでいっぱいのストロベリー・フィールズの正門、そしてそこに耳を寄せ、あのメロトロンの幻想的なイントロフレーズを頭に浮かべるリリーさんの写真。
言ってしまえばリリーさんも巡礼者の1人に変わりはない、というかそのものだし、ビートルズ本という奴はそれこそごまんと世の中に出ているから、これが決定的に目新しい、とか資料として優れてる、とはちょっと言いがたい。けれど、福岡氏自身が語るように、イギリスでのビートルズに絞ったおかげで、一つの場所を紹介するのに数点の面を見せてくれ、また、現在も営業を続けるパブやクラブの風景を撮ることで、現在でも彼等の吸ったものと同じ空気が、リヴァプールやロンドンには流れているということを感じさせてくれる。
そして、アヴィ・ロードのスタジオに入り、実際に自身の曲を録音するという機会まであったというリリーさんの紀行文からは、世代も時代も関係なく、人々を魅了し続けるビートルズという存在への、愛と敬意が溢れている。「東京タワー」も読んだことない僕ですが、この本はいちビートルズファンとして楽しく読めた、っていうかリリーさんいいな、て軽く嫉妬しました。
| books/magazine | permalink | - | - |
ガイド・トゥ・グラスゴー・ミュージック~ヴォイス・オブ・スコティッシュ・インディ・ミュージック
皆様、黄金週間も残りわずかとなりましたがいかがお過ごしでしょうか?
僕は、電車に乗って移動する事が多かったのですが、旅のお供は音楽を聴くことよりも本を読む時間の方が多かったです。移動の度に本屋に寄っては増えの繰り返しでカバンがどんどん重くなっていったのはしんどかったけれど。というわけで今日はそんな連休中に読んだ、ずっと「こんな本が欲しかった!」と思っていた念願成就の一冊をご紹介。



我々エキシビジョンが深く関心を寄せているテーマの一つが、「音楽と地域性」。出身地というカテゴリーが一つのジャンルになるような現象が、ポップミュージックの世界でどうして起こるのか、ということ。以前この話題について行った対談もあるので、お暇な方はそちらも是非ご一読。
閑話休題。で、こうした話をする時に真っ先に浮かんで来るのがスコットランドの都市、グラスゴー。今日紹介する「ガイド・トゥ・グラスゴー・ミュージック」は、帯文にある「なぜ、グラスゴーが唯一無二の音楽都市になったのか?」という言葉を一冊の本を通じて追求するという、まさに我々のような人間のために作られたといってもいいミュージック・ガイドブック。

書の中心となるのは、グラスゴー出身のミュージシャン、そしてライブハウスや音楽レーベルのスタッフといった、グラスゴーの音楽シーンのの中で生きる人物達のインタビュー。パステルズやオレンジジュースといったグラスゴー・ミュージックの先達からフランツ・フェルディナンドやフラテリスといった00年代のニュー・スターまで、実に幅広い。そしてどのアーティストも、当然のようにグラスゴーという街を愛している。彼等のギターからは"アウェイ・フロム・ヒア"なんてフレーズは出て来ないんだろうな、なんてまた要らない悪態をついてしまう程、とにかくみんな、自分達がグラスゴー出身であるということに対して、自覚的であり、誇りを感じているとさえも感じる。アマゾンの内容紹介に(そして本の帯に)抜粋されている6人のミュージシャンの言葉を目にしてみれば、僕の言葉が決して大袈裟ではないこと、そして、グラスゴーという、適度に狭く、その割にライブハウスやレコードショップといった音楽コミュニティの場に恵まれた街に生まれたバンド達が持つ気持ちが分かると思う。スコティッシュ・ディスク100枚ガイドに、グラスゴーの街を紹介するタウンマップまで収録した、まさに、音楽版「地球の歩き方」。東海道線に乗りながら読んでいて、思わず眺めた富士川がクライド川に見えたもん。


最後に余談。上でもちらっと触れた、グラスゴー音楽マップを書いているのは、なあんと元bisのマンダ・リンちゃん!bisって、どうもグランド・ロイヤルのイメージが強かったから、グラスゴー出身ってことすっかり忘れてました。失礼!

http://www.amazon.co.jp/dp/4401751205/
| books/magazine | permalink | comments(0) | trackbacks(0) |
ピーター・バラカン / 魂のゆくえ 

http://www.amazon.co.jp/gp/product/4903951057/


全てのピーター・バラカン・ファンダメンダリスト達、略して薔薇族(違)に捧ぐクロス・レビュー第二夜。まずは、恒例の思い出迷子から。

僕がこの本に出会ったのは高校生のとき、地元の市立図書館で。音楽書コーナーにあるロック・レジェンド達の伝記本を読み漁っていた時に同じ棚に並んでいたのを見つけ、「あれ、ブロードキャスターに出てるあの外人さん、音楽の本書いてんだー」なんて軽いノリで手に取ってみたら、福留さんと談笑している姿からは想像もつかないクールかつ情熱的な文章と、自分の音楽遍歴では聴いたことのない名前の並んだラインナップに、「なんだか、この人は凄いのかもしれない」と音楽人ピーター・バラカンの名前が頭に刻み込まれたのでした。当時はまぁホント、ソウルのソの字も知らないというか、ウルフルズのルーツはソウルらしい、とか「ソウルとんねるず」(「みなさんのおかげです」内のダンス・コーナー)位の知識しかなかったので、ホント、書いてある内容の10分の1も理解できてなかったかも。それでも、当時これまた若干背伸び気味で読んでた雑誌「リラックス」あたりで知り始めた「フリー・ソウル」シリーズを聴いたりするうちに、ああ、これバラカンさんが言ってたやつ!とかいう感じで、徐々に覚えていった感じ。ダニー・ハサウェイとか、サム・クックとかは、バラカンさんから入った感じかなー。

で、今年の初めくらいにふと思い出して「もう一度読んでみよう」とまた図書館に詣でて借りてきたら、これがまぁ、凄いのなんの。10年前に比べるとこっちの音楽知識もちょっとだけ追いついてきたみたいで、改めて読んでみると断片的だったブラック・ミュージックの歴史が綺麗に繋がっていくようで目から鱗が落ちまくり。そして何より、「なんか、凄いのかもしれない」なぁんてぼんやりと思っていたブラウン管の前の好々爺(失礼!)バラカンさんのモッド魂に震えたのです。そうそう、60年代の白人ブリティッシュ・カルチャーと言えば、モッズ。そしてノーザン・ソウルなんてジャンルもあるように、当時のモッズが愛した音楽には、リズム・アンド・ブルースから受け継がれるソウル・ミュージックがあった、そんなバラカン氏のリアルタイムの興奮と思い入れが、それこそソウルフルに書き綴られているのです。いやぁ気付くの10年遅かった俺、と猛省し、借りた本を人に読ませ、自分もすぐにアマゾンのマケプレで買い、「誰が一番マケプレで安く買ったか」なんて自慢をし合うという(1円でゲットした兵もいました)ことをしていたら、今回のまさかの再発となったわけです。いやぁ、時代がバラカンに追いついた。

というわけで今、僕の手元には2冊の「ソウルのゆくえ」があるわけですが、新装版の感想は、まぁ、実に優れたディスクガイドだなぁというのがよくもわるくもぴったり。最初に出た文庫版は、いわゆる語り起こしスタイルで作られ、それを再度加筆修正/廃盤・再発が多くなったディスクガイドを再構成したのが新装版、ということなのですが、文章の方はいわゆる「だ・である」体が全て「です・ます」体になっているのも含め、かなり読んだ感じが変わっています。特に、最後の章「魂のゆくえ」はかなり違うものに。あくまでディスクガイドとしての形を通すためか、バラカンさんの思い出迷子的な、それでいて読み手の心を打ち抜く文章が、実は僕がこの本で一番好きなところだったのだけれど、それがなくなってしまったのは本当に残念。それでも新たに書かれたあとがきで、エイミー・ワインハウスの"Rehub"をソウルの救世主として絶賛しているところあたり見ると、まだまだこのおっさん、柔らかい表情していながらちっとも丸くねえ、なんて感心するけど。

まぁこんな話は知らなければ知らないで幸せ、十分にリスナーとしての幅を広げ深めるのには最適の書なので、俺なんかのたわごとは忘れて、とっとと本屋に言ってください。それで魂に触れるものがひとつでもあったら、何とかして文庫版をゲットして下さい。男なら、エロDVD一本我慢すれば買える。もしアナタが女子なら、文庫本持ってそうな男と我慢して一夜付き合って、そいつが寝てる隙に本棚からかっぱらちまえばOK。でさー、君、今夜どう?

++++

Eyes On Tibet|RHCP/Power Of Equality & Suck My Kiss@TFC96

| books/magazine | permalink | comments(0) | trackbacks(0) |
ピーター・バラカン / 魂のゆくえ
さ、我らがエキシビジョンのバイブルである「魂のゆくえ」新装版の発行を祝い、二夜連続のクロス・ブック・レヴューをお届けします。今宵はワタクシが旧版を手に、この名著のアウトラインをご紹介いたしましょう。


■ ピーター・バラカン / 魂のゆくえ (新潮文庫)

「ソウル・ミュージックに関する偉大な文献があるので紹介します。さ、書いたのは誰でしょう?」と問われて、まさかピーター・バラカンが出てくるとは。まさか図書館のバーコードが貼ってあるとは(又貸しはルール違反!返却期限は守ったから堪忍して)。viewsic時代にオンエアされていたPeter Barakan Showなんかをちらちら見てはいたけれど、「中古のランブレッタを買える16の誕生日なんて永遠に来ないと思ってた」と前書きで書けてしまうほどのモッズ魂をお持ちだとは。そして彼の博識は知れども、音楽に対する眼差しがこれほどにあたたかい人だとは思っていませんでした。息を止めて一気に読了。そして絶版と知り即マケプレ検索。ちなみにカートに入れたままにしてたものをイワホリにかっさらわれ、何割か高い金額の出品者から買う羽目に。コノウラミハラサデオクベキカー。…うそうそ、感謝してる!

「魂のゆくえ」には「ソウルのゆくえ」とルビが振られていて、その名の通り「ソウル・ミュージック」の栄枯盛衰をたっぷりのディスクガイドと共に時代を追って綴っています。ゴスペル=黒人霊歌の歴史をひもとくところから始まり、R&Bからソウルへの変革、モータウン・スタックスなどのレーベル/シーンを代表曲と共においかけて、フィリー・ソウル、ソウルの死まで。

そう、彼は「ソウルはもう死んだ」というのです。これには異論反論あるのだろうけど、彼の論拠によるとそれはとても得心のいくものだなあ、と。虐げられた黒人の魂が生んだ、魂からの叫び、それこそがソウル・ミュージックであると。黒人の地位は、ソウル黎明期のたった50年前とは比べ物にならないほど向上した(それはもちろん喜ばしいことだ)。それによって、生まれた時と同じような意味での「ソウル・ミュージック」はすでに死んでいる、と彼はいう。なるほどね。

そのすべてが無機質な歴史書風ではなく、時折バラカン氏自身の記憶や体験と混ざり合って語られる。「ある音楽が、その時代の中で一個人に対してどんな風に響いたか」歴史を後追いする身としては、そういう小さな寄り道がとんでもなくゾクゾクさせられるエピソードに見えるのです。整然と系統立てられたガイドブックよりも、そっちの方が何倍もゾクゾクさせられるんだ。新装盤では、この20年で大きく変わったリリース状況を反映した新しいディスクガイド、そして彼が死を宣告したソウル・ミュージックの「その後」が綴られているそう。さ、どうなっているのかしら。

それにしても、こういう音楽史的な本を読むときなんかはYouTubeの偉大さをつくづく思い知らされる。この本に挙げられているような、いわゆる時代の代表ともいえる曲は、間違いなくなんらかの映像が残されていて、たとえばオーティス・レディングとテンプテイションズの"My Girl"を聴き比べることだってあっという間にできる。公民権運動のくだりを読みながら、キング牧師のかの有名な演説を聴くことさえできる。まだまだ学ぶべきことはたくさんある。ほんとうに、楽しいです。

====
Eyes on Tibet | Eddie Vedder / Betterman@TFC99
| books/magazine | permalink | comments(0) | trackbacks(0) |
playboy:ロック・ベスト・100
何気に本ブログの書籍紹介では一番の登場率を誇る「プレイボーイ」。
今月号の特集はロック!ロッキング・オンがディスク・ガイド本を出したのに触発されたかのような、オールタイム・ロック・ベストアルバム100枚を選ぶ特集です。



「革命的な1枚」「史上最高の作品」「歴史を変えるレコード」……。20世紀に、ロックのアルバムほど華々しい形容詞に彩られてきた表現形態はあるだろうか? 今回、PLAYBOY日本版は、ロックを愛してやまない各界からの100人と読者からのアンケートを集計し、ベスト100アルバムを選んだ。ポピュラー音楽というカテゴリーを超えて、世界中の人々の思想、精神、ライフスタイルに影響を与えてきた珠玉の100枚を今ここに発表する。


ロックを愛してやまない各界からの103人の一覧はこちら。
http://m-playboy.shueisha.co.jp/playboy_special/103.html

イワホリの青春、ミリオン・ナイツのDJ赤坂を筆頭に、エキシビジョンの心のSV、ピーター・バラカンさんやら、大貫憲章先生やら伊藤政則先生やら松村雄策先生やらとなかなか年齢層高めのラインナップが並んでるせいか、どうも60-70年代の作品が多いランキングなのですが、まぁ、どれも名盤である事に違いはないです。ていうか、月刊のプレイボーイって、やっぱ読者層もそんだけ高いのかしら。週プレでやったら、全く違うランキングになるんだろうな。


zebrahead / Playmate Of The Year


++++

Eyes on Tibet | Noel Gallagher@TFC'97

| books/magazine | permalink | comments(0) | trackbacks(0) |
Sound & Recording Magazine 2008年4月号


読むのにある程度の知識とスキルが要求される音楽誌No.1(電源のアースを引き直したら電流が安定して低音の音が篭らなくなった、とかいうコラム、ロキノンで読めるか!?)、サンレコの最新号表紙はコーネリアス!

遂に出た「Sensuous」の映像×5.1chサラウンド作品、「Sensurround」をフィーチャーしての今回の特集では、「オフィシャル映像副読本」として、同作品の映像を手掛けた辻川幸一郎、高木正勝、groovisionの3者によるインタビュー本(DVDケースサイズで、一緒に入れて保存できる仕組み。ナイス!)が付録に。更に、同誌2006年11月号にて、小山田氏がアルバムの音源をフリー提供することで募集されたリミックス・コンテストの優秀作品が3曲、CDにて収録されています。音源の方は改めて、アナログ盤のリミックスなんかにも入ってた他のリミックス音源と合わせてリリースされたりするのかな。

こんなんがサラウンドでかかってこられたら、たまらんがな。
| books/magazine | permalink | comments(0) | trackbacks(0) |
The Complete Radiohead / Q magazine 2008 April
さて、にわかにブリットポップ想い出迷子な色が濃くなってきましたが、本日はいつもの調子に戻って、ブリット・ポップの全盛期もブームには一切迎合せず、孤立無援の花として結果的に一人勝ちを収めたバンド、そうレディオヘッドのお話を。

遂に来日公演の全貌も明らかになり、日本でも注目を集め続けている彼等ですが、イギリスの老舗音楽雑誌「Q」の4月号に、「The Complete Radiohead」と題されたレディオヘッド特集が。



特集は全32Pのボリュームで、学生時代のOn The Friday名義の頃のエピソードに始まり、
「パブロ・ハニー」から「イン・レインボウズ」までの全アルバム、そしてシングルのB面収録曲など全ての楽曲のレビューが 掲載。メジャーデビュー以前の、まだ学生バンドの頃の写真なんかも載っています。


他にも、youtubeで観る事の出来るレディオヘッド映像集や、R.E.Mのマイケル・スタイプや「ザ・ベンズ」のプロデューサを務めたジョン・レッキー、「ミーティング・イズ・ピープル・イズ・イージー」の監督グラント・ジー(監督したジョイ・ディヴィジョンのドキュメンタリー映画が日本でも5月に公開予定)等がレディオヘッドについて語るコメント集など、かなり読み応えのある特集です。

さらに、今号の表紙を飾っているR.E.M(こちらの特集も凄いです。後日詳しくレビューします)による選曲の付録CDにも、クラシック・ピアノ奏者のChristopher O'Rileyによる"Paranoid Android"のカヴァーが収録されています。視聴はコチラから。
| books/magazine | permalink | comments(0) | trackbacks(0) |
Elliott Smith / Autumn De Wilde

エリオット・スミスの写真集、その名も「Elliott Smith」。この写真集を作ったのはAutumn De Wilde、エリオットのメジャー2作目「フィギュア8」のアートワークやpvを手掛けたのが、彼女。最近、エリオットのKRS期のアルバム再発でマイ・エリオットブームが再燃、そして先日紹介したマット・コスタのPVの製作クレジットにも彼女の名前を見つけ、パチッとピースが合う音が心の中に響いたのです。

オータムは、現代のロックフォトグラファーの最重要人物と言ってもいいかもしれない。エリオットの他にも、ベック、ホワイト・ストライプス等といった、ヴィジュアル、アートワークにもこだわりを持ったアーティスト達と素晴らしい仕事を数々残しています。詳しくは彼女のサイトをチェック。

Autumn De Wilde Portfolio


...て、彼女のブログをチェックしたら、マット・コスタ君が機材を盗まれたって!チンドン作ってる場合じゃない!


閑話休題。で、今回のこの本も、エリオットの写真は勿論、デスキャブやナダ・サーフといったエリオットの友人、そして彼の家族との対話によって、エリオット・スミスの生前の歌の魅力に再度フォーカスを当てたり、ベックちゃんとデスキャブのクリスによる、写真家オータムの魅力を語る対談等非常にボリュームいっぱいの内容。スーパーボウルのような派手さとは180度違う、いわゆるU.Sインディの人脈が作り上げるクリエイティヴィティの結晶と言える一冊。おまけにエリオットの未発表ライブCD付き。これで3千円、アルバム買うと思えばかなりお買い得。


■Elliott Smith (Amazon)
| books/magazine | permalink | comments(0) | trackbacks(0) |
Rediohead`s Secret Influences / Rollingstone Magazine
米ローリング・ストーン誌の最新号のレディオヘッド特集にて、メンバーが密かに影響を受けているアーティスト、アルバム、本、映画について語っています。以下、まとめてドン(タイトルリンクは、ローリングストーンのウェブ記事。それぞれ、メンバーのコメントも収録されています)。


1. M.I.A. 『Arular
M.I.A. - Arular



2. The Liars 『Drum's Not Dead』
Liars - Drum's Not Dead


3. The Smiths


4. Happy Mondays


5. Pixies
6. Throwing Muses



7. Fleetwood Mac


8. Thomas Pynchon 「Gravity's Rainbow」


9. Viktor E. Frankl 「Man's Search for Meaning」


10. Naomi Klein 「The Shock Doctrine」


11. Khaled Hosseini 「The Kite Runner」


12. George Monbiot 「Heat」


13. Pixies「loudQUIETloud」



スミスは以前にカヴァーもしてましたね。意外と言えば意外なのが、ハピマンかな。
しかしながらローリングストーン誌の太っ腹なところは、こうして、雑誌の記事を、ちゃんとウェブでも一部読むことが出来るところだよね。まぁ、販促的には、タイトルだけを並べて、「メンバーのコメントは雑誌で!」みたいな方がよかったんだろうけれど、そうはしないところは、貴重な情報、歴史を積み重ねている雑誌の、ウェブアーカイヴという意味では偉いなあ、と思う。だから、「ローリングストーン日本版」に期待するのは、ロックなファッション特集じゃなくて、こうした、本国ストーンの財産を、きちんと日本語で伝え、残していくことだよねえ。頼みます。割と買ってるんだから。
| books/magazine | permalink | comments(0) | trackbacks(0) |
ABOUT THIS BLOG
アナタの明日を彩るための音楽を、
ほぼ日刊で紹介していきます。

>>introduction

OUR DJ SCHEDULE
every 1st friday!
from England to me!
every 3rd saturday!(maybe)
technoscape live
OTHER CONTENTS

  * ライターとして参加しています。
SEARCH THIS SITE
CALENDAR
S M T W T F S
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 
<< June 2017 >>
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
RECENT COMMENT
RECENT TRACKBACK
WE ARE...
Extra Hi Vision = "EXHIVISION" !!!
exhivisionは、音楽を軸にして
幅広く活動する企画集団です。

とびきりの、高いビジョンを胸に
たのしいことを、お届けします。
http://www.exhivision.net
Awasete...
レコメンデーションエンジン
RSS FEED