Tomorrow's Song

Add Some Music To Your Day.
what`s the time summer of love? / Sugiurumn


Sugiuramn / Live For Tonight

まず私は、彼に謝らなければならない。実に8年もの間、彼がいちばん抵抗していた「ロックをやっていた人がハウスもやってるらしい」というイメージだけで、彼の音楽に触れなかった事を謝らなければ。

言い訳をするなら、彼がSugiuramnとしてのキャリアをスタートさせた99年はちょうど私が下北沢で遊びはじめた頃。直接の面識があったわけではないけれど、友達が一緒に仕事をしていたり、深夜の居酒屋でふたつ離れたテーブルに座っていたり、Disc Unionでレコードを掘っているのを見かけたりしていた。だからどうしても「バンドマン・杉浦」というイメージが拭えずに、「あのイビザでプレイ!」と聞いてもピンとこないままだったのだ。99年リリースの"Life Is Serius But Art Is Fun"は当時とてもよく聴いていたのだけど、今改めて聴くとダンス・ミュージックというよりは「バンドマンが楽器を持ち替えて作ってみた」ように聴こえる。

その後もずっとギターロック好きのまま過ごしてきた私にとって、深夜のクラブでいかにもハウスらしい四つ打ちのトラックから、空へと抜けるような澄んだギターが聴こえてきた時の驚きといったら。直後に「これ、スギウラム、ボーカルはシャーラタンズのティム」と囁かれた時の衝撃といったら。ご想像頂けるだろうか?

"Live For Tonight" はこのアルバムの最後を飾る、とてもシンプルで力強い高揚感を持ったトラック。Aメロ-サビ-Aメロ、という歌モノの構造を持っていて、サビには素直なコーラスだって入る。もし私がロックバンドをやっていたら、「これ、カバーしようぜ!」と言い出しかねない。アウトロのギターソロを悦に入って弾き倒すだろう(ギター弾けないけど)。

だけど、これはれっきとしたハウス・ミュージックで、ヘッドホンでもフロアでも、私はこの曲で心地よく踊る。UKロックのヒーロー、聞き慣れたギターの音色、裏打ちのハイハット。ロックの気配があちこちに見え隠れするこの曲で、ダンス・トラック・メイカーとしてのSugiuramnに再会できた事を心から喜びたい。
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