Tomorrow's Song

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コラム: 4 kicks beat who?
Darling vol.1、お越しいただいた皆様、ありがとうございました!
一晩に10人ものDJが共演する、ていうだけでもえらいことなのですが、比較的、邦楽の方がかかる比率が多かったかな。で、ふと思ったのが、ダンスビート、いわゆる4つ打ちを含んだポップ・ミュージックってみんな大好きなんだなー、てこと。
先日のエントリにてアオキが上げていたHi-5→ジェッジジョンソンの繋ぎだったり、ドーピング・パンダだったり、ノーナ・リーヴスのハウス・ミックスだったり、サニーデイ珠玉の最終曲「ワイルド・ワイルド・パーティ」のスギウラム・ミックスだったり、終わり間際にかかったくるり/ワンダーフォーゲルだったり、スーパーカー/strobolightsだったり。あと、最早言うに及ばずのパフュームとか。「"歌ものハウス"って"トラップ一家物語"?」なんて言ってた自分のような人間にも、四つ打ちポップスの浸透力って凄いんだなー、と。いつの間に?

年代的なことで言えば、いわゆるTKプロデュースものの出せば皆ミリオン化が落ち着いて来た、90年代末以降あたりから、このあたりの音が顕著になってきたのかな。あちらの勢いが最高潮だった頃って、それこそロッキング・オン・ジャパンの様な邦楽ロック雑誌では、ギター・バンドをプッシュし続け、今のジャパン・フェスやライジングサンに繋がるマーケットを作っていってたし。そう、あの頃は、グレイを表紙巻頭にすることで物凄い賛否両論が巻き起こっていた。この雑誌が浜崎あゆを表紙にして「とくダネ!」にまで採り上げられるようになる、4年以上も前の話だ。

話を戻そう。そう、「♪カウントーダウン!」の様な所で、どこもかしこもレイヴファクトリーなビートが鳴り響いていた頃は、カウンターカルチャーとしてのロックバンドがダンスに歩み寄る必然は無かったんだろうな。そのせいか何だか知らないが、ダンス・カルチャーはダンス・カルチャーとして、ロックとは完全に畑違い、見たいな状態になってしまう。そう、歴史的には「レインボウ2000」も、「トレインスポッティング」による"ボーン・スリッピー"の大ヒットも、電気グルーヴ"シャングリラ"の50万枚ヒットも、全て同じ96-7年頃の出来事だ。でもいわゆるロック・リスナーとダンス・リスナーは(特に邦楽シーンでは)袂を分かったままで、電気はむしろ海外での活動に力を入れ始め、そしてメロン牧場以外では長い沈黙の時期に入る。
丁度この直後、97年ー98年あたりというのが、個人的にはダンス・ミュージックとロック・ミュージックがクロスオーヴァーし始める時期なんじゃないか、と肌で感じている。一つは、メインストリームの変化。先に上げたTK系ムーブメントがひとまず落着いてきて、反発すべき仮想敵となり得なくなって来たこと。代わりにイエモンや、ラルク、グレイといったいわゆるビジュアル畑のバンドが、チャートの上位を占めるようになって来た事。
新しいものが生まれる瞬間というのは、必ず、現状への不満や物足りなさ、今はびこっているものに対するカウンターという要素が含まれる。だから、ロック・バンドなるものが世間へのカウンターから、逆に世間の中央に乗っかってしまった瞬間、新しいカウンターが必要となる。ちなみに97年というのは,ロッキング・オンから「BUZZ」が、そしてタナソウさんの「SNOOZER」が創刊された年。従来のロック雑誌とは違った、クロスオーヴァーな批評眼を持った雑誌が同時期に出たっていうのも、意味めいたものを感じるかな。
そしてこれもほぼ同時期になるのだけれど、アンダーグラウンドではハイ・スタンダードを筆頭とするエアジャム世代、パンク・ロックが強力なシーンを作り始めてきた。エアジャムの記念すべき第1回は97年、フジ立ち上げと同年。翌98年は、同じ年にフジロックも行われた豊洲で、翌年のフジにはハイスタはグリーン・ステージ出演。そして最後の年が2000年、千葉マリンスタジアム。勿論、翌年からサマーソニックの開催地となった場所だ。見事なまでに、日本のロック・フェスシーンの拡大とシンクロしてる。そしてその年のエアジャムを最後にハイスタは活動を停止する。この3-4年間に築かれた強固な連帯感やファン層は、ハイスタ以外にも多くの人気バンドを生むと同時に、パンク/ラウドという村分けから逸脱しようとする、新しい刺激的な音をも生んでいった。。。

なんて書き出してるとキリないっすね。再度レジュメすると、個人的には、ダンス・ロックって言葉、激しく間抜けだなと思ってるんですが。だってロックンロールってそもそもダンスのための音楽なんだから。「腹痛が痛い」みたいなもんでしょ。かたはらいたし。で、気が付けば氾濫している四つ打ちロックミュージックが、何処から来て、何処へ向かおうとしてるのか。もうちょっと整理して、近いうちに続きを書こうと思います。キーワードは恐らく、「クラッシュ」「ワルツを踊れ」「ザゼン・ボーイズ」あたり。て意味不明ですね。まぁ、近日公開。
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