PaperBagLunchboxというバンドの"オレンジ"という曲が、とても好きだった。あれは確か2006年。だから、このブログのアーカイヴを見ても見当たらない。確か当時「フィッシュマンズとシガー・ロスのミッシングリンク」みたいなうたい文句で、その辺りの音が好きなリスナーからは凄い支持を受けていたように覚えている。モグワイあたりの轟音ギターバンドと見間違、、、聴き間違えるようなキーボードによるウォール・オブ・サウンド、シャープなドラムと粘っこくも揺れるベースラインの対比が印象的なリズム、そして、それこそ佐藤伸二を思い出させる、独特の浮遊感を持った声。1st「ベッドフォンタウン」は、その名の通りベッドルームと街をヘッドフォンで繋いでくれるアルバムだった。


しかしながら傑作1stをリリースした後、音源リリースは一切なし。自分にとって彼等の存在は2006年のその時の印象のまま止まってしまっていた。いつの間にか5年の歳月が過ぎ、新宿MARZのライブスケジュールで彼等の名前を発見し、あ、まだ活動していたんだ!と近況を見るべく検索窓を覗いたところ、以下の記事に出会ったのだった。読んだ事が無い方は、是非リンクに飛んで読んでみて。そのまま帰ってこなくていいから、ベランダに出て空を眺めるなり、ベッドにくるまって毛布を抱きしめるなり。


CINRA.NET連載『音楽を、やめた人、続けた人』


PBL空白の5年間。たまに思い返しては"オレンジ"を聴く程度のライトリスナーだった自分などは、この連載(まだ続くようです)を読んでも何も言う資格はないかもしれない。ただ、本当にこのタイミングで再会できたこと、そして彼等が新しい音源を再び聴かせてくれる事が、本当に嬉しい。しかも、この5年分の空白を一気に塗りつぶすかの如く、非常に精力的に再スタートを切っている。
現在バンドは「失われたセカンド・アルバム」に「Lost & Found」というまさしくそのものなタイトルを冠して、ライヴ会場とウェブサイト限定で発売(こちらも後日レビューします)。そして1月には、完全なる新作アルバムとして、3rdアルバムが発売されるという。
そしてそのアルバムから、"Watching You"がフリー・ダウンロードで入手することができる。入手方法も独特で、バンドの公式ツイッターアカウントをフォローすれば、ototoyのDL用パスコードを返信してもらえるというもの。ホント、バンドとして新しい音を携えて活動できる事を楽しんでいるんだろうな。"Somebody Watchin' You / 誰か僕を知らんかね" - ずっと見てたよ、って言ったら嘘になるけど、でもこうしてまた会えて、本当に嬉しい。





PBLofficial on twitter

http://www.pbl.jp/

Comment





   
この記事のトラックバックURL : トラックバック機能は終了しました。

Calendar

S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     
<< August 2020 >>

ABOUT THIS BLOG

アナタの明日を彩るための音楽を、
ほぼ日刊で紹介していきます。

>>introduction

Archive

Mobile

qrcode

Selected Entry

Comment

  • 「スガシカオは如何にして10年選手のミュージシャンとなったか」
    あおき
  • 「スガシカオは如何にして10年選手のミュージシャンとなったか」
    ニッチ
  • If it's good for me / Stars And Sons
    Sani
  • If it's good for me / Stars And Sons
    あおき
  • If it's good for me / Stars And Sons
    Sani
  • ASH at 恵比寿Liquidroom
    あおき
  • ASH at 恵比寿Liquidroom
    yori
  • ASH at 恵比寿Liquidroom
    あおき
  • ASH at 恵比寿Liquidroom
    Sani
  • ASH at 恵比寿Liquidroom
    あおき

Link

Profile

Search

Other

Powered

無料ブログ作成サービス JUGEM