さ、先日より来日公演がはじまっている我らがアニキことASHですが、AtoZシリーズ完結とこの度の来日公演を祝し、あつくるしい特集をまとめました。その名も「イチバーン・ベイビー・バーン!」…こう言った事を恥ずかしげもなくやるのがわたくしどもエキシヴィジョンのいいところです。ええと、そこ、失笑すんな!



http://www.exhivision.net/ASH


これまで書きためてきたASH関連の記事、イワホリが一年書きつづけてきたAtoZ全曲レビューをまとめつつ、敬愛するインディメディアのWONDERKINDより、J氏をゲストにお迎えしての「AtoZ全26曲争奪ドラフト会議」まで。とびっきりの愛情と思い入れがつまった企画です。どうぞごらんください。

と、熱を高めまくってわたくし今夜はリキッドルームへ向かいます。「なにそれ?生まれ年?」とか言われてばかりの"1997"Tシャツが本領を発揮するぜ。急病につきカワイコちゃん枠のラったんがいないのは残念だけど、やんちゃ坊主3ピースの神髄を拝んでくる。モッシュピットでぐったりしてたら助けてください!

遂に、とうとう、最終楽章!You've Come A Long Way, ASH!
ディアゴスティーニのシリーズ物を創刊号だけ買って断念してばかりの僕も最後まで揃えられたよ、AtoZ!














というわけで、Z"There Is Hope Again"。もう、この曲タイトルが発表された時点でちょっと涙腺が緩んだというか、格好付け過ぎだよティム男!と相変わらずの悪態をつきたくなったというか、1年間の長い実験と挑戦のリアルタイム・ドキュメントであったこのAtoZの締めくくりとして、これほど相応しいタイトルはないだろうっていう、前だけを見据えたタイトル。

80'sディスコっぽいベースラインにもエレクトロニクスの煌めきにももう驚きはしない。意外性とか禁じ手とかいうレベルを超えた、これが2010年現在のASHスタンダード。
「諦めるな、君の時代はやってくる/運命なんて過去を意味付けるものでしかない/希望はまた、ここに」- 10代でデビューし、頂点も苦悩も経験し、誰も踏んだ事の無い道を歩み始めた先で歌われるこの言葉の力強さ!本当にこの1年、彼等と共にあれたことを感謝するとともに、この先を楽しみにせずはいられない最高のクロージング・トラック。

とにかく、たまげた。25曲目、大ラス前にしてこのカードを切って来たか!と膝を打たずにはいられない。















そう、Yこと"Sky Burial"は、クレジットを見てもmusicの欄しかない、つまり、インスト・チューン!AtoZシリーズ唯一の、というか、今までのディスコグラフィーを振り返ってみても純粋なインスト曲ってないんじゃないか?シンガロングが誰よりも似合う「みんなの歌」バンドであり続けてきたASHが、ここに来てその最大の武器である歌を封じるだなんて。
し、か、し!聴いて見ると、あまりにもアッシュの曲にしか聴こえなくて笑った。クランチ・トーンの爪弾きによる静かな立ち上がりに、艶っぽいスライド・ギターの泣きメロ、ASH節の重要なファクターの一つであるアルペジオ、さらに轟音リフとティム男のギターが重なる、重なる。もともと弾きたがりなティム男さんなわけですが、いわゆるギタリストのソロ・インスト曲のようなこれ見よがしなソロ弾きまくりとも、轟音インストバンド的なノイズやフィードバックの洪水とも違う。そして勿論単純な"ASHの曲-ヴォーカル"でもない。ロマンティックで、ちょっぴり仰々しいところが笑えて、でも胸をしっかり掴む旋律。紛れもないASHのシングル曲。


あと3枚。。。急に寂しくなってきた。
X.Y.Z...と思わず駅の伝言板に書きたくなる感じ。













26曲の旅の終わりを噛み締めるような、アコースティックギターのストロークを中心に据えた「聴かせる」構成。個人的には初期の名曲"Sometimes"辺りを思い出すいわゆるASH節王道のヴァースながらも、コーラスでテンションをグッと上げるわけではなく、起承転結でいう転が無いまま結びに至る感じ。今シリーズで象徴的なエレクトロニクスも、あくまで効果音程度に抑えられているし、一回聴いただけだとあれ?これで終わり?ていう感じだけれど、優れた短距離ランナーが決勝に備えて予選のラスト20メートルは流すけれどそれでも余裕で通過する、みたいな?静かな高揚感が残る佳曲。

暦の上ではもう秋ですが、残暑厳しい中、皆様いかがお過ごしでしょうか?彼等は盆も夏休みも関係なく(サッカー観に行ったりはしてるみたいですが。。。)勤勉にリリースを続けています。いよいよW!













"Meltdown"を彷彿とさせるダウン・ピッキングの刻みに、ラウドなドラミングが被さるハードなイントロ。そう!ミドルテンポなナンバーが多めだったAtoZ後半戦、久々のアップテンポ・ナンバー!個人的には"dionysian arge"以来のアンセムかな、と盛り上がっとります。これでもかとブレイクを決めまくるアンサンブルといい、最後のオーオーコーラスに至るまで、誰もが愛して止まないアッシュの魅力が完パケされた一曲でしょう。さああと3曲、このテンションのまま行って欲しい!

V,W,X,Y,Z! あと5曲!マラソンで言えば35km通過って感じでしょうか。こっからラストスパート!という感じを思いっきり肩すかしするバラッドが届きました。サインはVな21番目、"Carnel Love"。














大名曲"Shining Light"を思い起こさせる、優しいギターカッティングから幕を開ける、これまでで一番スロウでメロウな、ラヴ・ソング。


っていうかこのヴィデオっすよ。ドエロ。

Ash - Carnal Love from Alex Turvey on Vimeo.

気がつけば20超え。ゴールが見えてきました、切ない!
センチメンタルな夏に、暑中見舞いかのようなアイス・ブルーのジャケットも涼しげなU。













というわけでタイトルは"Summer Snow"真夏の雪て。この季節にジャストなタイトルですが、ここまでS向きなタイトルも無かったんじゃない、ティム?と言わずにはいられない。
曲調はミドル・テンポの8ビートを基調に、シンプルかつ力強いヴァース/コーラスの強弱で聴かせる佳作です。これから来るクライマックスに向けた、溜めの一曲って感じかな。

19枚目!W杯よりも長いAtoZシリーズ。自分のイニシャルは贔屓目?なんてついつい言ってしまうT"instinct"。「衝動」ってB'zかい。















前作の大作"Spheres"から一転、4分弱のエレクトロニック・ポップ。B'zとか冗談で書いたけれど、シンセ使いといい、ワーミー全快のティム先生のギターのオブリが炸裂する後半といい、あながち遠くないんじゃないかと錯覚してしまいそう。うーん。
冗談はそこそこに、True Love 1980-Binary-そしてこのInstinctという感じにAtoZ内でプレイリスト並べると非常に収まりがいいです。

2週間に1度のお楽しみが今宵も。最近はsubscriber向けの限定ダウンロードもあったりするので、何曲目の新曲なのかもうよく分からなくなってきました。アルファベットは気がつけばS。外はまだ群青色の朝。













前回のPhisical Worldのシンプルさは何だったのと思わず口に出てしまう、トータルタイム6分を越す、"Twilight Of The Innocent"級の大曲。ミドルテンポの低重心なグルーヴに、緊張感のあるピアノのフレーズと、ドラマチックかつダイナミックなティムのボーカル。なんつうか、The OCとかLOSTのサントラに入ってもおかしくないような。個人的な好みから言ったらストライクじゃないですが、それこそフジのグリーンステージ(お帰りなさい!)には映えそうな感じです。

このシリーズもいよいよ終盤戦。"The Return - "も入れると次で20作目ですかー。こちらはR,桃色の片想い!













一聴した感じも、何度も聴いても感想はぶっちゃけ、ラモーンズ。
軽快な8ビートに乗せて繰り返される、"Come Back to the Physical World"というコーラス。最近のthe Drumsあたりのビーチポップ勢に、これがパワー・ポップだと見せつけるかのような、一点の曇りもないタイトな演奏。流石。
なんか掲示板とか覗いてみるとAtZのセカンドハーフは今のところイマイチ。。。みたいな声がちらほら見えますが、全然そんなことないじゃんって僕は思います。期待値高いだけだよねー。


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