先々週のジョージ・ウィリアムスのUst番組「George's TV」にて、Laika Came Back名義ではじめてうたってる車谷氏を見ました。思えばひとり弾き語りで歌う彼を見たのも初めてかもしれない。いっさいのエフェクトのない状態で聴くと、あらためて、不思議な声の持ち主だなあと感じる。

過日千秋楽を迎えた演劇集団キャラメルボックス『バイバイ・ブラックバード』は、全編に渡ってAIRの楽曲が使用されたお芝居だったので、ここのところ思い出したようにAIRを聞き返していたのです。いいタイミングで生の声を聴けて嬉しい。しかしこんな優しい声で歌う人だったかね。

Twitter越しのリクエストに応えて、思いつくままに"HELLO"だの、"TODAY"もやってて、腰が抜けた。番組内で「もうバンドでAIRの楽曲はやらない」なんてさらっと言ってて、正直ちょっとショックだったりもするのですが。まあこればっかりは、ねえ。

このすてきなライヴのアーカイヴ、残ってます。これ以降も毎週月曜の深夜に生放送してるので、お忘れなく。

■George'sTV on Ustream: Laika Came Back演奏!June 7 2010

サマーソニック08への出演も決定した、ケイジャン・ダンス・パーティ。坊ちゃん育ちらしからぬ質素な食生活ぷりを披露することでワーキング・クラス世代にもアピールを図るごはん日記も新たにアップされています。。。あのさ、育ち盛りで早く食べたいのは解るんだけどさ、次からは、頼むから、写真撮るのは箸つける前にしてほしいんだ。お兄さんに約束してくれるかな。




。。。ええと本題。4月にはアルバム・リリースが予定されている彼等の新曲「The Race」が、本日イギリスのラジオBBC Radio1の番組Steve Lamacq Showにて初オンエアされるとか。現地時間で9時-10時ということで日本では早朝ですが、生放送終了、ウェブで聴くことも出来るので要チェック。


2ndシングル"Amylase"は、7インチのアナログとCDがセットで、黒いスリーブの四辺がミシンでソーイングされた凝った代物で、当然のように発売後即ソールド、プレミアアイテムに。日本のヤフオクにも4000円台オーヴァーで出回ってます。
レディオヘッドのボックスセットの時にも感じたんだけれど、ダウンロードでいいや、という感じのライトリスナーと、コア・ファンの所有欲を満たすスペシャルなパッケージのリリースとの二極化みたいなものが出来てるのかな。もうちょい分けると、マイスペとかyoutubeとか、更にはhypemachineみたいなのとかで、兎に角タダで聴ければいい、ていう層と、ダウンロードにしろツタヤみたいなレンタルにしろ、安くてもお金を出す層と、パッケージに対してそれなりのお金を支払う層、の3つかな。しかも、完全にリスナーが3派に分かれるというよりは、1人のリスナーが、アーティストに応じて聴きかたを選んでいくような。ラジオのエアチェックやらMステやらが、マイスペ、youtubeにとって変わったってだけでやってることはあんま変わらないのかな?



1年で異なる名義、まったく違う手触りのアルバムを4枚リリースした2004年から3年。アグレッシヴ過ぎた活動の反動かと思うほど、ふっつりと表舞台から姿を消した黒沢アニこと健ちゃんが、既発作品全てのiTSリリースというおみやげを手に帰ってきました。おかえりなさい、ずっと待ってた!

ソロとしての作品は5年ぶり。12/5からiTSのみでのリリースが始まっていますが(ああ、彼の歌声もメロディも,全く変わっていないことに感謝と安堵を)、今日ご紹介するのは若手の映像作家と組んだビデオキャスト、A Little Book For Chistmas。シリーズ2作目の作者は、鎌田麻友美。名前に聞き覚えがないなあ、と思ったら昨年の第2回学生国際ショートムービー映画祭で準グランプリを取ったひとのよう。去年学生だったってことはそりゃあ若手だ。

3Dアニメーションのフリップブック。アイデアとして目新しいものではないけれど、健ちゃんの幾重にも重ねられた歌声と相まって、クリスマスの幸せな気分を満たしてくれます。意味のある言葉はなくても、すっと背筋の伸びるような、敬虔な気持ちにさせられる声。何度でも、ゆっくり繰り返したくなる作品です。

Kenichi Kurosawa A Little Soung For PodCast
黒沢健一 オフィシャルサイト



スパイラル・ライフ、スクーデリア・エレクトロ、
MOTORWORKS、ニューインディアンデスロック…。
石田ショーキチ5回目のデビュー、初のソロアルバム。

ひとつの場所で長く活動を続ける事はもちろん素晴らしいのだけど
いろんな人たちと出会うたびに、新しい化学変化を起こして
新たなサウンドを生み出す才能もとても希有なものだと思う。

プロデューサとして多数の仕事を手がけながらも、
自身の作品として石田氏が生み出す音は、
けして流行の先端をいくようなものではない。
かつて時代を彩った様々な音楽があちこちに顔を出す。
そして、その核になるのは彼だけの黄金比で紡がれたグッドメロディ。
洗練というよりは、成熟。長いキャリアを経てこその今。

9月にリリースされるアルバムから、タイトルトラックである
"Love Your Life"が Podcastにて配信中。彼の持ち味である
胸が締め付けられるような美メロと、きらめくギターが全開。
全力疾走ではなく軽い足取りで進む(just like) starting over な一曲。


Podcast:石田ショーキチの熱帯宇宙紀行 第31回

2007年の音楽シーンにおける一番のムーブメントはと問われれば、やっぱUK発の「ニュー・レイヴ」が第一解なんだろうけれど、何気に今年は、アメリカ・インディの底力を感じさせられた年でもあるなーと思う。
ダンス・ステージの豪華さが話題を集める今年のサマーソニックでも、裏と呼ぶのは憚れるほど、本当に魅力的なアーティストが揃ってます。中でも楽しみなのは、同い年のネブラスカ出身のSSW、コナー・オバーストのプロジェクト「ブライト・アイズ」。

2004年の米大統領選挙の際には反ブッシュの音楽キャンペーン「Vote For Change」に参加、R.E.Mのマイケル・スタイプやブルース・スプリングスティーンと競演するなどして「時代のヘヴィ・メッセンジャー」の地位を背負ったり(そして、ご存知の通り闘いに破れ傷ついたり)してきたコナーだけれど、その歩みを止めることはなく、なんと新作は27才にして10枚目のアルバムだ。

「カサデガ」というタイトルは、コナーがレコーディング前に訪ねたというスピリチュアル・コミュニティの名前。ここで過ごした経験が、彼に新しい創作意欲を与えたとのこと。
カントリー調の演奏に乗せて「全てのものには居場所があるんだ」と力強く、そしてあらゆるものを"Leave"しておけと歌われる"I Must Belong Somewhere"は、2007年の"Everything In Its Rght Place"かも。
そう、全てはあるべき場所にある。それは決して、諦めることではない。

I Must Belong Somewhere(Live) / Bright Eyes



こちらのポッドキャストでは、コナー自らアルバムの曲を紹介している。
iTSでもアルバムは買えるけど、是非、CDで、歌詞カードを片手に聴いて欲しい。ジャケットも、ちょっとした手がかかっていて、手元に残しておいて損は無し。


Bright Eyes - Bright Eyes Podcast - Bright Eyes Podcast
Bright Eyes - Bright Eyes Podcast - Bright Eyes Podcast

今年のサマソニの目玉といってもいいかもしれない、
11日深夜の「朝まで生ソニ」。
ニューオーダーのフッキーや、m-floといった名前も上がっていますが
何といっても今年は、"collaborated by Modular Records"!!!
オーストラリアのレーベルですが、Kitsuneとの交流も深くヨーロッパでも
絶大な知名度と人気を誇る、2007年、最も勢いのあるレーベルの一つ。
そんな、今まさに旬なモデュラーから、「オージーの2 Many Djs」なんて
呼び声も高いThe Bang Gang Deejaysが生ソニに来日決定!

実際、2メニーズの来豪ツアーの時には競演も果たしている彼等、
モデュラー得意のロッキン・エレクトロなトラックはもちろん、
ニュー・レイヴ、ヒップホップ、そしてご当地名産オージーロックまで
踊れる音楽なら何でもござれといった感じの超アゲアゲなプレイ。
こちらのポッドキャストで配信されているミックスは、
どれを聴いても踊れること間違い無し。

クラクソンズやJusticeといった現代のフロア・アンセムで上がりきった果てに
突然、なだぎ武のお陰で日本ではすっかりお馴染みとなった
「ビバリーヒルズ青春白書」のOPのギター・リフが飛び込んでくる衝撃。
同じく朝まで生ソニに出演する、彼等の道のパイオニアとも言うべき
アヴァランチーズ久々の来日DJを、完全に食ってしまう期待大。


http://www.banggangpodcast.com/

くまのこウーフ、森のくまさん、くまのプーさん…。
古今東西どこを見ても気のいいくまはたくさんいるけれど、
もっとも音楽の才にあふれたくまはこいつ。

彼の名は(彼、だと思うな)Podington Bear。
決してPaddingtonではない。青いダッフルは着ない。
オレゴン州はポートランドにお住まいらしい。

"I`m just a regular bear." (自分、ただのくまっすから)
なーんてうそぶきながら、今年の1月から月水金とかかさずに
ユルめのエレクトロミュージックを届けてくれる勤勉なくま。
月末には既発曲のダイジェストMixも。なんてマメなのかしら!


基本はゆるやかなリズムとまるい音色のエレクトロ。
時折ブログに寄せられたリクエストに応えたり
song portlaitと銘打って"Bjork"とか "Tom Yorke" なんて
タイトルの曲を作ってみたり。わりとウイットに富んだくまです。

もちろん中の人などいないのだろうけど、
このクオリティにしてこの多作ぶり、人懐っこさ、文才。。。
いま世界でいちばん気になるくまです。

次点は英国BBCにて放送されたらしいみなしごクマ。かわいい。

Podingtonにも、これくらいユルーいたたずまいを期待してます、実は。

くま公式サイト:http://podingtonbear.com
MySpace:http://www.myspace.com/podingtonbear



高級車の代名詞、メルセデス・ベンツが贈るポッドキャスト。
どんなボロい国産車に乗っていても、こいつを流せば、気分だけはSクラスに。

Mercedea-Benz Podcast

真夜中の高速ノーブレーキで、、、というよりは
まさにベンツ、と言った感じのゆったりとした乗り心地。。。ならぬ
耳心地よいラウンジ・ミュージック中心。安全運転のお供に。
もちろん、サイクリングにも、お散歩にも。

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